自動車を安く買う方法

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自動車を安く買う方法

車を安く買うには、値引きをしてもらうのもひとつの方法ですが、これは個人の交渉能力によるところが大きいので、誰でもというわけにはいきません。
しかし、車は買う時期によって値引きが大きくなる場合があります。
一番の狙い目は、決算時期です。
販売店は、年間の売上目標を定めているので、決算時期に目標を下回っていると何とか売ろうとします。
また、年間の販売台数によって翌年の仕入価格が変わったるといった事もあるようです。
そうなると、とにかく販売台数を増やしたいので普段より大幅な値引きが期待できます。
しかし、値引きよりももっと車を安く買う方法、それは中古車です。
当然の事ですが、同じ車なら新車よりも中古車が安いわけです。
一般的には、年式が古くなるほど、また走行距離が多いほど安くなります。
また、人気の度合いによっても値段が変わります。
誰が乗っていたかわからない車に乗るのは嫌という場合は、どうしようもないのですが、中古車は大量に出回っていますので、自分にあったものが見つかると思います。
また、一口に中古車といっても数千キロしか走っていなかったり、登録から１年未満のものもあります。
新車とあまり変わらない程度の車が大幅に安く買える可能性がありますので検討してみてはどうでしょうか。
しかし、中古車を買う場合、注意しなければいけない点もあります。

中古車を買うときの注意

中古車の場合、ある程度のキズやへこみはやむを得ないと思いますので自分で納得できるかどうかです。
もっとも気をつけないといけないのは、事故車ではないかという事です。
事故車の場合、きちんと修理してもやはり100％元通りにはなりません。
ですので、事故車は絶対に買わないようにしなければなりません。
しかし、素人が事故車かどうかを判断するのはなかなか難しいです。
比較的わかりやすいのは、ボンネットを開けてエンジンルームを見る事です。
エンジンルーム内のボルトは塗装したボルトが使われていますので、もしボルトの塗装がはげている場合は、部品を交換した可能性があります。
特定の部品だけを交換しているのならいいのですが、広い範囲の部品を交換した形跡がある場合は事故車の可能性があるので要注意です。
また、ドアを取り付けているボルトも塗装してあるので、もしこのボルトの塗装がはげていた場合、ドアを交換した可能性があります。
通常、ドアを交換するのは事故しかありませんのでこのような車は要注意です。
また、中古車は必ず試乗してください。
見ただけではわからない部分が沢山ありますので、実際に乗って五感をフルに使って調べてください。
異音や変な振動がないか、ハンドルのガタや、ブレーキペダルの遊び、ブレーキの効き具合などは特に注意して下さい。
中古車の中でもおすすめなのが新古車です。
新古車とは、販売店が展示用や試乗用、あるいはノルマ達成のために購入し、ナンバー登録した車です。
ですから正確には中古車なのですが、走行距離は極端に短かく、新車と変わらない状態の車です。
ただし、販売店では新車と区別するため新古車とはいわず、「未使用車」「未走行車」などと表示しています。
新古車のメリットは、新車と変わらないのに価格が安い事、さらにすでに登録しているので登録にかかる、税金など諸費用がいらないという点があります。
新車を買う場合は、車両本体価格の他に諸経費が必要となりますが、新古車の場合、諸経費の部分が大幅に安くなります。
このようにメリットのある新古車ですが、流通量自体は多くありません。
ですから、自分のほしい車が手に入るかどうかは難しいところですが、検討する価値はあると思います。

新古車を買うときの注意

展示車、試乗車の場合、キズや汚れなどがある可能性もあるのでよくチェックする事。
販売店によっては登録から１年未満の車や、走行距離が１万km以下の車も新古車と表示している場合があります。
これは一般に言われる新古車とは違いますのでよく確認してください。
また、必ず試乗してみることが大切です。いくら新車に近い状態といっても、試乗車だった場合は色々な人が試乗しているので、不具合が無いとも限りません。

ネットで買う場合の注意

最近はインターネット上でも中古車を買うことが出来ます。
近くの販売店に気に入った車がない場合は、ネットで探して買うことも出来るようなりました。
全国の販売店が対象となりますので、自分の希望の車が見つかる可能性は高いです。
ただ、ネットで買う場合注意しなければならない事があります。
近くなら現物を見て確認できるのですが、遠くの場合は現物を見ないで買うことになるので、あたりはずれがある可能性があります。
出来る限り、メールや電話で質問して確認しておきましょう。
写真を見て気になる部分があったら、その部分だけを写真にとって送ってもらうなどして、しっかり確認する必要があります。
もうひとつ注意しなければいけないのは、移送費の問題です。
販売店が遠い場合は、移送費用がかかりますので、車体価格と移送費用を合わせて考えないと結局高くつくことがあります。
私の知人（島根県在住）がネットで横浜の販売店から購入しましたが、移送費だけで7万円かかったそうです。
ネットでの購入の場合は、本体価格だけでなく移送費も考えておかないと高い買物になる場合もあります。
なおネットで買った場合、アフターサービスが心配になりますが、近くのメーカーの支店や営業所が対応してくれますので心配はありません。