自動車保険料を安くする方法
自動車保を安くしたくないですか?
車の経費の中で保険料(任意保険)は結構大きな負担になります。
無事故を続ければ年々安くなりますが、車を持って最初の頃は、割引も少なく保険料は高額になります。
しかし、保険料が高いからといって任意保険に入らないのはあまりにも危険です。
自賠責保険は当然加入しなければなりませんが、自賠責保険は最低限の補償をするための保険と考えて下さい。
そのため、大きな事故になった場合、自賠責保険だけでは補償できない事も珍しくありません。
自賠責保険について簡単に説明すると、対称となるのは人身事故のみです。
物損事故や、運転者自身のケガは対象となりません。
限度額は、ケガの場合最高120万円、死亡の場合最高3,000万円です。
ケガの場合、治療費、休業補償、慰謝料、文書料が対象となりますが、手術をするようなケガだったり入院が長引いたりした場合、120万円では足りない可能性があります。
また、相手が会社の社長とか医者、弁護士など収入の多い人だったら休業補償の額も大きくなりますので、自賠責保険だけでは賄えません。
死亡事故の場合は、相手の地位や職業にもよりますが、今の世の中、3,000万円では足りない事の方が多いのではないでしょうか。
もし、任意保険に入っていなかったら、自賠責保険で足りない分はすべて、自己負担となります。
任意保険には必ず入るようにしてください。
任意保険の保険料を安くする方法
運転者を限定する事で、保険料が安くなります。
運転者限定
運転者限定
運転者を自分、あるいは家族に限定すると保険料が安くなります。しかし、本人や家族以外の人が事故を起こした場合は、保険は支払われません。
運転者の年齢を制限する
家族構成によっては、年齢制限をする事によって保険料を安く出来ます。
21歳未満、26歳未満、30歳未満、35歳未満などがあります。
ただし、制限した年齢より下の人が運転して事故を起こした場合、保険は一切支払われませんので注意が必要です。
安全装置割引
ABS、エアバッグ、デュアルエアバッグ、安全ボディ、横滑り防止装置、エコカーの条件を満たす車は割引になります。
ゴールド免許割引
ゴールド免許だと保険料が割引になる保険会社もあります。
インターネット割引
保険会社によっては、インターネットで申込をすると割引になるところもあります。
ただし、インターネットで申し込む場合は、すべて自分の判断で内容を決める事になりますので、よく検討してから決めてください。
車によって保険料は変わる
保険料は車種と型式によって違います。
安い車の方が保険料は安くなります。
特に軽自動車は安くなります。
同じ条件なら普通車と軽自動車では数万円の違いがありますので、軽自動車にするというのも保険料を節約するにはかなり有効な手段です。
保険会社を比較する
任意保険の保険料は同じ条件でも保険会社によって大きく違います。
また、割引なども保険会社によって違いがあります。
自分にあった保険を見つけて賢く節約しましょう。
免責金額を見直す
保険には免責金額というものがあります。
例えば免責金額が5万円の場合、5万円までは自分で払うということです。それを越えた部分が保険から支払われます。
免責が0なら自己負担は一切無しですが、免責金額を多くすればそれだけ保険料は安くなります。
車両保険
車両保険の金額はかなり高いです。
特に、はじめて任意保険に入った時は、対人対物保険だけでも高額になりますので、車両保険には入らないという選択もあります。
年数が経過して、割引額が大きくなってから車両保険に入るようにするのもひとつの方法です。
しかし、車両保険に全く入らないというのは不安という場合は、免責金額を大きくすれば保険料が安くなりますので検討しましょう。
究極の節約
保険料を節約する究極の方法はずばり、事故を起こさない事です。
保険には等級があり初めて保険に入った時は6等級(条件によっては7等級)から始まります。
事故を起こさなければ毎年1等級づつ上がり、20等級までいきます。
18等級以上は60%の割引になりますので、これ以上の節約は無いでしょう。
この等級は継続していれば車を替えたり、保険会社を替えても原則有効です。
また、転勤などでしばらく車を手放すといった場合でも、条件はありますが「中断手続き」をすれば5年間以内でしたら、同じ等級からスタートする事ができます。
しかし、もし事故を起こして保険を使うと一気に3等級下がります。
つまり一度保険を使うと、元の等級に戻すためには3年かかるという事です。
更に最低の1等級になると保険料は60%増しになるばかりか、保険の加入を断られる場合もあります。
等級を落とさない為には、小さな事故の場合、保険を使わないという方法もあります。
3等級下がればも元の保険料に戻るまで3年かかりますので、保険を使わず自分で払った方が、特になる場合もあります。
事故を起こしたからすぐに保険を使うのではなく、よく考えて判断しましょう。
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